つまびきや（2016両日）
【出展ブース名】
つまびきや
【出展者】
つまびきや
【出展者紹介】
古代の景色が今もちらほらと残る古都・奈
良にて、消しゴム版画を使った雑貨を制作
しています。
題材は主に、地元・奈良に纏わるモノ・コ
トや、仏教美術、神話など。
図案を描き起こし、消しゴムを彫り、豆本
ならば製本工程もすべて手作業で行ってい
ます。
奈良の古刹・當麻寺中之坊にて、当寺に安
置される仏像をモデルにした消しゴム版画
のポストカードを販売中。
「総版画豆本」と銘打った作品は、表題か
ら本文、奥付に至るまでのすべての文字と
絵を消しゴム版画にし、１冊１冊手捺しで
仕上げております。
機械印刷とはまた違う、不思議と懐かしい
世界をお届けいたします。
【出展内容紹介】
国立博物館でも特別展などに多く取り上げ
られる仏教美術。
中でも仏像が好きで、みほとけの姿をモデ
ルにした消しゴム版画を多数制作していま
す。
今回はその仏版画を手捺ししたポストカー
ドを中心に、様々な神話の登場人物や妖怪
などのイラスト版画も展示・販売予定。
また、原版を消しゴム版画で作成し、手製
本で仕上げた総版画豆本の販売もいたしま
す。
内容は新美南吉や夢野久作の掌編童話、中
原中也の詩など。
上製本（糸綴じハードカバー）や折り本、
和綴じ本、巻子本など製本方法も様々。
すべて普通サイズの本とほぼ同じ方法で造
本しておりますので、ぜひお手にとってご
覧くださいね。
【紹介用画像】
【テーマ】
日本最古の“豆本”、百万塔陀羅尼
【概要】
百万塔陀羅尼とは、奈良時代に女帝・称徳
天皇の発願で作られた百万個もの小さな経
文とそれを収めた塔形の入れ物のこと。
現在も４万ほどの数が現存していますが、
製作年代の判明している印刷物としては日
本はおろか世界最古レベルです。
日本古代史、仏教の歴史、印刷の歴史など
多くの分野において非常に重要な書物であ
り、また謎の多い書物です。
どうやって印刷したのか、中身の陀羅尼経
はどんな理由で選ばれたのか…
博物ふぇすでは実際の陀羅尼経をもとに書
き出し、彫りあげた消しゴム版の展示とそ
の版を捺して手製本した豆巻物の販売、及
び消しゴム陀羅尼経をベースに作ったマス
キングテープ（限定50個）も販売いたし
ます。
「奈良時代の衣食住などの意匠を取り入れ
今の暮らしで使える品質で製品化する」を
ポリシーとした奈良のブランド「肆（いち
くら）」さんが実際の百万塔を模して作った
陶器のテープカッターも展示予定。
当日はぜひ謎多き百万塔陀羅尼の世界をの
ぞきにいらしてくださいね。
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